１２人のヴァイオリニスト

先日、近くの青葉台のフィリア・ホールで行われたコンサートに行ってきた。
「１２人のヴァイオリニスト」というグループのコンサートだった。私は、このグループは知らなかったが、演奏曲も結構みなが知っている曲が多いので楽しみに行ってみた。

結果は、大満足。１２人の若い女性ばかりのグループなのだが、顧客を喜ばせる術を知っていた。
演奏技術がうまいのは、当然としても、演奏と演奏の間のトークがなかなか面白く、客をエンターテインしようと言う心が十分感じ取られた。ヴァイオリニストというと、イメージとして「堅い」「まじめ」などを想像してしまうが、このグループは全く違っていた。「面白い」「親しみやすい」「堅苦しくない」というイメージだ。

私は、「話し方」を教えていることもあって、そうした観点（相手に対する配慮）が大変気になってしまう。即ち、スピーチであれば、相手がいかに関心を持って聴いてもらえるように話すか？である。

その点、このグループは大したものだった。（勿論演奏は大変素晴らしかった）

ビバルディーの四季やチゴイネルワイゼンを１２台のヴァイオリンだけで弾く演奏はどんなものかと思っていたが、編曲の素晴らしさもあり、なかなかの迫力だった！

一気にFANになった。また聴きに行きたいグループである。